山口大学医学部附属病院 様
病院紹介
山口大学医学部附属病院は、1944年に設立され、山口県の中核病院として発展してきました。
あらゆる分野の疾患を専門的かつ総合的に診療できる山口県内唯一の特定機能病院です。
国立大学病院では最初に設置認可された高度救命救急センターを中核に、自治体と連携したドクターカー運用や山口県ドクターヘリ、新生児ドクターカーの基地病院として、山口県全域の高度救急医療体制を担っています。
また、がん診療連携拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、総合周産期母子医療センター、アレルギー疾患医療拠点病院、災害拠点病院等、山口県の拠点病院に指定されています。
2015年から、国立大学病院としては初となる2回目の病院再開発整備事業を開始し、新病棟の整備によって、屋上ヘリポートを活用した救命救急医療や周産期救急医療などの高度急性期医療がさらに充実しました。
新病棟では、患者さんに心安らぐ空間を提供するため、ホスピタルアートの設置に取り組んでいます。
患者さんやご家族、職員、アーティストが協働で制作した作品を再構成したタングラム作品をはじめ、山口の地域性や自然環境を捉えた写真を基にしたデジタルアート、地元にゆかりのあるアーティストの作品などが展示され、空間に彩りを与え、来院者の気持ちを和らげています。
看護部では、「あたたかい看護の探求と実践」を理念に、約900人のすべての看護職員が、特定機能病院・大学病院としての使命が果たせるよう、理念の実現をめざしています。
患者さん一人ひとりのその人らしさを大切に、チーム医療の一員として多職種のスタッフと協働しながら丁寧な看護ケアを提供しています。
また、すべての看護職員が自律した専門職としていきいきと働けるように、人材育成やキャリア開発、メンタルサポートや相談対応などの支援を充実させ、自病院の看護の質に誇りを持ち、さらに自己の成長が実感できる組織づくりをめざしています。
ユニフォーム紹介
同院看護部のユニフォームは、「ラフィーリア」の「ボタニカル・ガーデン」シリーズをベースにしたオリジナルユニフォームです。
2021年4月より着用していただいています。
ユニフォーム選定時には、看護部の基本方針の一つに「共に働く人々の尊厳と権利を尊重し、協働してよりよい医療や看護が継続できるように努めます」とあるように、多様性に配慮したいというご希望がありました。
具体的には、デザインはもちろん、看護職員のモチベーションを考慮し、パンツタイプだけでなく、ワンピースの選択肢を残したいとのことでした。
また、患者さんから分かりやすく、看護師のイメージや清潔感がある白を基調としたものがご希望でした。
また、求める機能として、軽くて通気性が良く蒸れない、インナーが透けない、ボディラインが目立たない、襟元が開きすぎない、パンツは濃い色、ストレッチがあり着心地がよく動きやすい、脱ぎ着がしやすい、両脇にポケットがあるなど収納が優れている、洗濯による耐久性があり型崩れや皺になりにくいといったことがあげられ、一人ひとりの看護職員が「あたたかい看護の探求と実践」ができるよう、働きやすさを大切に考えられていることが伝わってきました。
ご採用いただいたのは、ジャケットとスクラブ、ワンピースです。
カラーはそれぞれ、ホワイトにライラックピンク・ダークネイビーを配色した2カラーです。
素材は全て同じく、レギュラーポリエステルの約2倍の吸水性を持ち、さらに速乾性のある、素肌にも心地良い快適素材で、長時間でもストレスフリーにご着用いただけます。
繊細な風合いで、体のラインをひろわずに美しいシルエットをつくる軽量素材で、適度なストレッチ性と防透性も備え、耐久性にも優れているためきちんと感も継続します。
動いているときも患者さんと接するときも、いつでも360°きれいなシルエットにこだわったジャケットとワンピースは、表情を柔らかく見せる丸襟に、立体感のあるボタン、配色生地やニュアンスのある配色ステッチと、細部にまでこだわった顔まわりのデザインが、明るい印象を与えます。
さらに、胸ポケットを左右に付け、袖丈をカタログ品よりも長くした同院のオリジナル仕様です。
きちんと感のある立ち襟と、スタイリッシュな配色がプロ意識を感じさせるスクラブは、腕を上げる動作の妨げにならないパターン設計、ストラップが直接肌にあたるストレスを予防するためのフラップなど、より機能的で快適に着用していただけます。
こちらも同院のオリジナル仕様で、ジャケット・ワンピースと同じく両胸ポケット、袖丈を長めにした他、Vネックの角度を浅くし、襟の高さを微調整しました。
全ての袖には、より自病院の看護職員としての誇りを持ち、チーム意識と連帯感が向上することを期待し、一体感を高める病院名と病院ロゴの刺繍を施しました。
職員のみなさまの声
実際にご着用いただいている職員のみなさまからの具体的なお声をご紹介します。
■着心地について
・着た時の素材感が良い。軽くて涼しく、生地がさらっとして肌触りが良い。
・ポケットが実用的。
・スクラブは、立ち襟や首にフラップがあり、ストラップによる不快感を防げるデザインで良い。腕の上下運動がしやすく機能的。
◼️デザインについて
・上品でスタイリッシュ。襟までこだわっていて印象が良い。
・デザインや配色が異なるもの(丸襟とスクラブ、紺とピンク)から個人が選択できるようにしたので、各々の好みや顔写り、体型に合うものを選ぶ楽しさがあった。
さらに、ラフィーリアのメディカルウェアを採用されたことで病院内に変化があったとのお声もいただきました。
・着用した際にその人が選んだユニフォームを認め合う声掛けが多くなり、笑顔が増えた。
・ユニフォームを介した職員同志のコミュニケーションが、活発になった。
まとめ
山口大学医学部附属病院は、「あたたかい看護の探求と実践」をめざし、一人ひとりの看護職員が自律した専門職としていきいきと働けるよう、職員の尊厳と権利の尊重に努めています。
ユニフォームもその取り組みの一つとして、職員の働きやすさを大切に考えられ、多様性、快適性、視認性、チーム医療に配慮した選定となりました。
地域の中核病院、特定機能病院・大学病院としての誇りや品格も大切にした、理念を体現するユニフォームで、自病院の看護職員であることに誇りを持ち、患者さんやそのご家族、地域の方々に信頼される「あたたかい看護の探求と実践」をいきいきと続けていきます。
病院情報
山口大学医学部附属病院
〒755-8505 山口県宇部市南小串1-1-1
TEL:0836-22-2111(代表)
山口大学医学部附属病院看護部の公式HPはこちら
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